ノウゼンカズラ
この時期、茂みによく生えてる。「ノウゼンカズラ」っていうらしい。
漢字で書くと「凌霄花」。おお、カッコエエなあ。
「凌霄」というのは「志が高い」っていう意味なんだって。
なんかすげえ。
観賞用の花でもあるそうだが、ごっつい繁殖力が強くて、ツルが家の外壁を傷めたりするので、ほとんど雑草扱いされているそうだ。
そういえば、志が高いのに、なかなか周囲に認められず、邪険にされるヒトってたまにいるよね。
だって志が高いと、うざってえからなあ。
志が高いのが気持ちいいのは自分だけだから、それを人に押し付けると、うるせえ、ってなる。
で、本人は「世の中がわかってくれない」とか文句言いだす。
どうかな。相手の気持ちを考えないほうも、わるい気がするが。
そのせいか、花言葉にはステキなのが並んでいる割に、不吉とされることも多い。
1日で花が根本から落ちてしまうので「首切り」を連想させるからだそうだ。
そこまで言う??
志の高いのをウザがるのは、わからなくもないが、「首切り」とか言ってやるなよ。
「花が落ちる」=「クビが落ちる」
なんじゃその、短絡的な連想は。
それはちょっと、お前のほうが、志が低すぎると思うぞ。
ノウゼンカズラは弱毒生らしい。密や樹液でかぶれたり、食うと消化不良や下痢になる場合があるそうだ。
高い志には、毒があるらしい。