エゴノキ

Styrax japonicus

エゴノキ

学名 Styrax japonicus
花言葉 壮大
開花時期 5月 〜 6月ごろ
可食性 不明

最近散歩してると、すごくいい香りがする。イヌみたいにクンカクンカしながら歩いて、やっと見つけた。この花だった。
調べてみたところ、名前は「エゴノキ」。なんて名前!「ボケ」と同じぐらい、ひどい名前だなあ。エゴイスティックな花なのだろうか。
と思ったらこれは英語じゃなくて日本語で、この実がすごく「えぐい」ために、この名前がついたそうです。
このえぐみの成分は「エゴサポニン」でよく泡立つため、古くはエゴノキの実の汁を洗濯用洗剤として使っていたこともあったそうです。
ただしエゴサポニンは体内に入ると赤血球を破壊するので、あまり安全とはいえない。飲み込むと蕁麻疹を引き起こす場合もあるので、手は出さないほうが無難。

ほんとに上品でいい香りなので、いずれ庭に植えてみたいなあと思う。「チシャノキ」ともいう。