シバザクラ
どうやら花卉界には「密集するのは臆病」という固定概念があるらしい。小さい花が密集して咲くコデマリという花にも「臆病者」という花言葉がある。じゃあ、何かにつけてすぐに密集したがる人間はどうなんだよ、と問い詰めたい気分になる。
シバザクラにはいろんな柄があって、今日見つけたこれなんかは、ちょとイケてるロゴか、どこかの国の国旗みたい。いったい何を考えてこういうデザインにするのだろうか。センスいいよなあ。ハチやチョウなんかも「あの花、カッコエエやん」と思いながら集まるのだろうか。もしそうだとしたら、デザインなんか関係なく機能性や知名度、金額で物事を選ぶ人間なんかより、彼らのほうがよっぽど文化的なのではないかと思ったりする。あ、人間は臆病者だからしょうがないのか。